私が写真と出会って、一番ハマったフイルム。
それが、4×5。
SHASENの2年の頃、バカみたいに4×5ばっか撮って、
4×5の現像セットまで買おうとした私。
卒業作品展の時も、見にきたおっちゃんと4×5でどこまで撮れるかっていうので、
けんかになりそうな感じで話をしていたのも、はっきり覚えている。
そんな私は、今でも4×5で撮影しているスタジオで働いている。
夢のような話だ。
私は、働きたいと思っているところで働けているから幸せもんだよな。
デジタルの世の中で、そんなこだわりを持ってくれていることが何よりもうれしい。
私が言える立場ではないけれども。
今では、私が4×5のカメラを持って、撮影することはないけど、
学生の時みたいに、何も考えずに、ただがむしゃらに写真を撮ることをしたい。
今でも、地元に帰ったら私のテーマである、『岩手に生きる』
という1つのテーマで、写真を撮りたい。
そして、それを発表するんだ。
今からだったら、また学生の時に撮った写真と違う写真を撮る自信がある。
いつになるか分からないけど、絶対に完結させてみせる。
写真は、4×5のポラでSHASEN卒業間際に写っている4人でスタジオで撮ったもの。
今考えたら、この写真が笑いを与えてくれる。